注文住宅のリアル!床選びと間取りの体験談
【注文住宅の床選び】無垢材への憧れと、現実的な選択。そのバランスがちょうどよかった話
注文住宅って、自由度が高い分「選ぶことの多さ」に驚きますよね。その中でも、意外と最後まで迷い続けたのが床材でした。私自身もそうでしたし、家づくりの先輩たちに聞いても「床は悩んだ」っていう声、多いです。
この記事では、私たち家族の床選びの体験と、SNSや家づくり仲間から聞いたリアルな話を交えながら、「床ってどうやって選ぶのが正解だったんだろう?」を振り返ってみたいと思います。
目次
最初は無垢材への憧れからスタート
展示場で初めて無垢材の床を見たとき、正直「これにしたい!」って思いました。見た目のあたたかさ、木の香り、踏んだ時のやわらかさ…。でも、施工会社の方から言われたのが「無垢材は傷つきやすくて、ペットがいると特に目立ちやすい」ということ。
確かに、わが家にも小型犬がいるので、そこは無視できないポイントでした。
そこで最終的には、
- リビング・廊下 → 傷に強いフローリング
- 寝室 → 無垢材
という“いいとこ取り”の選び方に。
結果的に、見た目と実用性のバランスが取れていて大正解だったなと思っています。
水回りの床は「滑らない・冷たくない」が最優先
洗面所と浴室まわりには、滑り止め加工のある床材を採用しました。これはほんっとうにやって良かった…!
家づくりコミュニティでも「子どもが濡れた床で転びそうになった」という話をよく聞きます。安全性って、見た目以上に大切だと改めて実感しました。
冷たさも意外とストレスになるので、できれば肌ざわりにも注目してみてください。
リビングの床と、窓から差し込む光の“落とし穴”
「光が反射してキレイに見えるから」と選んだ明るい色の床。実際、昼間はすごく映えるし、写真も映えます。ただ…夏は日差しの熱が床にダイレクトに届いて、思ったより熱くなります!
遮熱カーテンを後からつけて対処しましたが、今なら「窓ガラスの性能までセットで考えるべきだったな」と思います。
寝室の無垢材は、冬の冷えに強かった!
寝室は、思いきって無垢材に。これがまた大正解!床暖房との相性も良くて、冬場でも足元がひんやりしません。
ただし無垢材は湿度変化で反りやすいと聞いていたので、加湿器をうまく使ったり、換気を意識するようになりました。手がかかる分、愛着も湧きます。
ウォークインクローゼットの床は掃除のしやすさで選んだ
ここはちょっと迷いました。カーペットにしようかと思ったけれど、結局は掃除のしやすさを重視してフローリングに。
他の方のブログでも「ホコリがたまりやすい場所だからシンプルな素材が良い」という声が多かったです。毎日使う場所じゃないからこそ、ラクに保てる工夫って大事ですね。
キッチンの床は“汚れの色”じゃなく“材質の性質”が大事
キッチンは、汚れが目立たないようにと濃いめの床色に。でも実際には、床材そのものが汚れにくい加工だったり、掃除しやすい素材かどうかの方が大事だと感じました。
水・油・食材…毎日なにかしら落ちる場所なので、「耐久性」と「拭き取りやすさ」は重視すべきポイントです。
床選びと同じくらい重要だった“耐震性”の判断
最初は内装にお金をかけたくて「耐震等級は標準でいいかな…」と思っていたのですが、設計士さんの一言で方針転換。
「床や壁はあとから変えられるけど、構造は変えられませんよ」
それを聞いて、等級3を選びました。安心して暮らせる家を選んだという意味でも、この判断には今も納得しています。
最後に:足で踏んで、実際に感じることがいちばん
わが家は展示場やモデルハウスを5社以上見てまわりました。床の素材や色味って、カタログやサンプルだけじゃ全然分かりません。
「歩いたときの音」「足の裏に伝わる温かみ」って、体感しないとピンとこないんですよね。
まとめ:わが家の床選び、正解だったと思える理由
- 無垢材とフローリングの“いいとこ取り”で快適さと実用性を両立
- エリアごとに目的を考えて素材を選んだ(滑りにくさ・掃除のしやすさ・冷え対策)
- 見た目だけじゃなく、「踏んだ感じ」や「住んでからのメンテ」も重要視
床って、毎日使う場所だからこそ、こだわって本当によかった!
これから家づくりをされる方の参考になれば嬉しいです。