注文住宅の床材の選び方について

目次
注文住宅の床材選び完全ガイド
注文住宅を計画する際、間取りやデザインに目が向きがちですが、床材選びは住み心地を大きく左右する重要なポイントです。床は毎日触れる場所だからこそ、見た目だけでなく、耐久性・メンテナンス性・断熱性・防音性など、総合的な視点で選ぶ必要があります。
本記事では、注文住宅でよく使われる床材の種類と特徴、空間別のおすすめ、失敗しやすいポイントまで、わかりやすく解説します。
床材選びが住み心地を左右する理由
床材は、家の印象を決めるだけでなく、足触り・冷暖房効率・音の伝わり方にも影響します。例えば、冬に足元が冷えやすい床材を選ぶと、暖房を強める必要があり、光熱費がかさむ原因にもなります。
また、小さなお子さまや高齢のご家族がいる場合は、滑りにくさやクッション性も重要です。床材は「デザイン+暮らし方」で選ぶことが、後悔しないコツです。
注文住宅で人気の床材の種類と特徴
フローリング(無垢・複合)
最も採用率が高い床材がフローリングです。
- 無垢フローリング
- 天然木ならではの質感と香り
- 調湿性があり、夏はさらっと、冬はほんのり温かい
- 傷や反りが出やすく、定期的なメンテナンスが必要
- 複合フローリング
- 表面は木材、内部は合板構造で反りにくい
- デザイン・色のバリエーションが豊富
- 無垢に比べると質感はやや劣る
見た目重視・自然素材が好きな方には無垢、メンテナンス性重視なら複合フローリングがおすすめです。
畳(和室・小上がり)
畳は、リラックス効果が高く、日本の住まいに馴染みやすい床材です。
- 断熱性・クッション性が高い
- 横になれる空間として活用しやすい
- 近年は樹脂畳・和紙畳など、耐久性の高いタイプも人気
リビング横の小上がりや、来客用スペースとして取り入れると、使い勝手が広がります。
クッションフロア(CF)
主に洗面所やトイレで使われる床材です。
- 水に強く、汚れが落としやすい
- コストを抑えやすい
- フローリング調・タイル調などデザインが豊富
一方で、傷がつきやすく、長期間使うと劣化が目立ちやすい点には注意が必要です。
フロアタイル・タイル
デザイン性と耐久性を重視したい方に選ばれています。
- 傷・水・汚れに強い
- 高級感のある仕上がり
- 冬場は冷たく感じやすい
玄関や土間スペース、水回りとの相性が良い床材です。
空間別|おすすめ床材の考え方
リビング・ダイニング
家族が長時間過ごす空間のため、耐久性と足触りのバランスが重要です。複合フローリングをベースに、部分的に無垢材を取り入れるケースも増えています。
寝室
音を抑え、リラックスできる素材がおすすめです。無垢フローリングや、足触りの柔らかい床材を選ぶと快適性が高まります。
水回り(キッチン・洗面・トイレ)
水や汚れに強いクッションフロアやフロアタイルが定番です。デザイン性を重視するならタイル仕上げも検討するとよいでしょう。
床材選びでよくある失敗例
- デザインだけで選び、掃除やメンテナンスが大変
- 全室同じ床材にして、空間の使い分けがしにくい
- 冬の冷たさを想定していなかった
カタログだけで決めず、サンプルを実際に触って確認することが重要です。
まとめ|床材は「暮らし方」から逆算する
床材選びで大切なのは、見た目だけでなく、家族構成や生活スタイルに合っているかどうかです。掃除のしやすさ、足触り、耐久性を総合的に考えることで、長く快適に暮らせる住まいにつながります。